ヘアケアマイスターとは
日本ヘアケアマイスター協会という社団法人が認定する理容師・美容師・理美容ディーラー、理美容学生のみが取得できる資格になります。
3段階に分かれておりそれぞれ種類別に勉強していきます。
協会の定めるヘアケアマイスターとは
「ヘアケア知識が豊富でお客様の毛髪診断が正しくでき、それに対する処置・アドバイスが的確にできるものに与えられる称号」となっています。
私なりにご説明すると、理美容師の国家資格で学んだことをベースに、
毛髪、頭皮の人体学、シャンプー、パーマ、カラー等の薬剤学、をより深く専門的に学び、
お客様に最善の技術を見極めることができるようになるための資格。
「なぜ問題(ダメージなど)が起こっているのか?」「どうすれば改善できるのか?」を理論的に理解し、説明できるようになることが目的かと思われます。
下記にて各資格の違いを軽くまとめてみました。
①毛髪科学
毛髪の構造・仕組み・成分を知る
②毛髪カウンセリング
毛髪の特性・クセを知る
③ヘアケア剤
シャンプー・トリートメント・スタイリング剤の薬剤知識を深める
合格率は70%前後と言われています。
プライマリーの内容に加えて
④ヘアカラー剤について
色彩学、カラー剤の成分や特徴、仕組みに加え、ダメージの原因、リペアの方法を学ぶ
⑤パーマ剤について
カラー剤の成分や特徴、仕組みに加え、ダメージの原因、リペアの方法を学ぶ
合格率は25%前後と言われています。
マイスターは1次と2次に分かれており、
《1次》
ミドルの内容に加えて、
⑥皮膚科学
メカニズム・起こりうる皮膚炎や手荒れに対する知識
⑦スキャルプケア
頭皮の診断・脱毛メカニズム・抜け毛診断方法を学ぶ
《2次》
コミュニケーションスキル
合格率は15%前後と言われています。